東京園芸資材販売 株式会社
 
◎ジャンル別育て方
寄せ植えをしよう(秋)
講師:花ごころ研究室 河合秀治 







●庭の準備●

花苗を植付ける前に花壇の準備をしましょう。
準備は土がよく乾いているのを見計らい、よく晴れた日に行います。
まず最初に見苦しくなった花苗や草を根っこごと抜き取ります。
切れた根や枯れた葉は出来るだけ拾います。
スコップなどで土を掘り返して柔らかくします。
このとき土の量が少なくなっていたら土の量を増やしておきます。
一度プランターなどで使った土を利用しても良いでしょう。
その上からバーク堆肥(60kg〜120kg/坪程度)、リン酸を多く含んだ元肥を適量(1.3Kg/坪程度)を
均一に撒き、その上から苦土石灰を薄らと撒きます。
すべて撒き終わったらスコップなどで土の塊を崩しながら土とバーク堆肥を混ぜわせて耕します。
土の表面を平らにならしておくと花壇の中に水溜りが出来ず、
花苗の根張りが良くなります。平らにするにはレーキが便利でしょう。




花苗を植付ける前に花壇の表面にポットごと配置します。
花を見る位置から遠くになるにほど背の高い植物を植え付けます。
例えば壁際の花壇なら壁際に背の高いクレオメ、手前が背丈の低いパンジーを植える、
円形の花壇なら中央を背の高いコスモスなどを植える配置にします。
その後ポットの置いてある位置に植え付けて下さい。
植え付けるときに深植えは禁物です。
植え穴を大きく掘り、株元がやや高くなる程度に植付け株元を手の平でしっかりと抑えます。
植付後はたっぷりと水を与えます。
一度に水は染み込まないので何度かに分けて充分にしみ込ませます。
9月上旬はまだ乾燥しやすいので植付後の潅水は土が乾く前に早めに行いましょう。




元肥はきっちりとあげましょう
元肥に最適なのは緩効性の化成肥料です。無臭で清潔です。
肥料による障害が少ないので土に混ぜて使用できます。
肥料の成分は植物の根から出る根酸によって肥料として根に吸収されるので
植物の生長に合った肥料効果が期待できます。
また、リン酸分を多く含むので花付きや実付きが良くなります。


有機性に富んだ培養土を使いましょう

花壇の増し土やプランター用の土として適した有機培養土がお勧めです。
有機質を50%以上含み、保水性、保肥力に優れた粒状赤土が配合されているので
生育に負担がかからず、すくすく育ちます。
リン酸分を多く含むので花付がよくなる効果があります。
有機成分の配合により植物の根張りを良くし葉の色を青々とさせ植物を強く育てます。




プランターに使うときは鉢底土を入れてから土をプランターの縁から3センチ程度下がるぐらいに入れます。
大きく穴を開けその中に植えつけ、両手で株元を抑えます。
植付後はプランターを両手でわずかに持ち上げて地面に下ろす操作を2・3度繰り返して土を締めます。
プランターの底から水が出るまでたっぷりとかん水します。
次の日も必ずかん水をしてください。完全に吸水するまで24時間以上かかります。
庭の増し土として利用するときは適量の緩効性肥料一緒に20%程度混合してご使用ください。




元肥はきっちりとあげましょう
元肥に最適なのは緩効性の化成肥料です。無臭で清潔です。
肥料による障害が少ないので土に混ぜて使用できます。
肥料の成分は植物の根から出る根酸によって肥料として根に吸収されるので
植物の生長に合った肥料効果が期待できます。
また、リン酸分を多く含むので花付きや実付きが良くなります。




もっとも効果的な利用方法は元肥です。
用土を使って花苗を植え付ける時に土に混ぜて利用します。用土に対して4g/L与えます。
例えば5Lの土に対しては4g×5Lで20g(女性の手で肥料を軽く握った約半分の量)を土に良く混ぜます。
もし、追肥として利用する時は土の中に埋めます。
用土に赤土、黒土が多く配合されているときはとても効果的です。





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